忘れた頃に
単に興味がある、というだけで色々読んで調べているのですが……。
国立国会図書館のオンラインサービスで……。
東奥日報社の「強震・青森県を襲う!! ’68十勝沖地震の記録」という古い書籍の中に、当時の東奥日報の縮刷版が掲載されており、地震に関する記事を興味深く読んでいました。
「むつ市内でどこの道路が不通となったか」など、記事の中に細かく書かれています。
あの時代から様々な構造物の耐震性が何度も問題になり、その都度改善されているはずです。しかし、地盤はあまり変化していないはず。揺れやすさ、沈下のしやすさ等々、気になります。
ですので、「建物が壊れた」とか「早掛沼堤塘が決壊」とか、そういう記事よりも「道路に地割れ」とか「路盤沈下」とか、そのような記事が、どうしても気になってしまうのです……。
この頃、既に東奥日報には「大地震年表」という記事があり、青森県内が度々大きな地震の被害を受けてきたことが記されています。「天災は忘れた頃にやってくる」との記述も。
私自身、そろそろ忘れていた頃でしたので……。気をつけよう、と思い直しました。