知識をたくさん持つことは……

 私が幼少期に見ていたテレビ番組で、司会者の方が

「“知るは楽しみなり”と申しまして、知識をたくさん持つことは人生を楽しくしてくれるものでございます。」

 ということをおっしゃっていました。
 当時は私も小学生でしたので「フーン」という感じでしたが、今はやはり、色々な知識を仕入れるのが楽しいのです。

 昨日は日曜日でしたので、全く仕事に関係の無い事を……、と思い、色々知識を仕入れていました。
 Wikipediaは、内容の真偽はともかく体裁が極めて整っていますので、それらしい情報を仕入れるのが楽です。ただ、内容の真偽はともかく、ということになりますが……。

 今思い返すと、昔のインターネットは様々な情報が蓄積されていた、と思われます。個人がホームページを作成し、有益な情報を携えて持ち寄っていたような時代です。今から20年程度前でしょうか。
 現在は全てがSNSで、何らかの「情報発信」について課金するという意識が希薄となり、普通の方が情報発信をしても色々な壁に阻まれて情報の流通が阻害されているような時代になりました。そして、その情報は後々に蓄積されず消えてゆく。
 今後は恐らく、インターネットの中身がスカスカになっていくのでしょうね……。寂しい限りです。

 Wikipediaによると、先述のテレビ番組は「クイズ面白ゼミナール」。司会者の方は「鈴木健二」さん。「鈴木健二」さんのお兄様は、映画監督だった「鈴木清順」さん。
 そうだったんだ……。

 楽しい日曜日を過ごしました。

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