とりとめもなく考えていた
今週もお疲れ様でした。
今週も色々と、無駄なことを考えていた気がします。主に運転中に。
相続土地国庫帰属制度なのですが、今のところ、負担金の算定根拠に不合理があるように思えます。基本的に1筆ごとに計算するのですが、隣接していれば2筆以上でも1筆扱いで負担金が計算されます。
2筆で40万円だったところ、1筆扱いで20万円になります。
隣接していないといけないので、例えば幅1.8メートルほどの里道が挟まっていたりしますと2筆なので40万円になります。
所有者の方が言うには「昔は1枚で使ってたはずなんだけど」となっても、厳しいのです。
そこはかとなく、強烈な不合理を感じます。
そもそも、負担金20万円。これが払えるくらいだったら……という思いもあります。
国の側の理屈としては「土地の資産価値が高かった頃、この土地を便利に使ってたんでしょう?」ということらしいです。
しかし、土地所有者からの理屈としては「資産価値が著しく目減りした原因は国の失政だから、国が責任を取るべきだ」と言えるでしょう。そう言えば私も就職氷河期世代ですし、戦後史を見ても地方を発展させられなかった。
そもそも20万円取るんだったら……「やーめた」ということになり、所有者不明土地の抑制につながらないのでは……?
ついでに、土地の実勢価格はゼロ又はマイナスのはずなのに、固定資産税の評価額はしっかり高額です。なぜ……?
……ということを考えていましたが、手遅れ感もあり、難しそうです。
