戦争中の話2
昨日書いた、戦時中の話。
そういえば……と、他にも思い出したことがありましたので、追加で書きます。
祖父が言うことには……。
「戦地で支給されたりんごが固く凍っていて、なかなか食べることができなかった」
どういう状況だったか、もう少し聞いておけばよかったのですが。あまり語ろうともしなかったので。かなり大変な目に遭ったのではないかと思われます。
祖母が言うことには……。
「(昭和20年の)8月7日か8日頃、広島に新型の爆弾が落とされた、という噂はすでに広がっていた」
当時は情報が厳しく管理されていたはずなのですが、遠く離れたこの辺りでもそういう話は出ていたんだ、というのは驚きです。
「玉音放送はお昼に集められてラジオを聴いたけれども、何を言っているのか、さっぱり分からなかった。聞こえなかった。そのうち地区の年寄りが騒ぎ出して……という感じだった。」
これはもしかすると、どこでも同じような感じだったかも知れません。
当時の情勢もありますし、初めてあの放送を聴いて理解することはなかなか難しいでしょう……。
今日は8月15日。
当時のことに思いを巡らせます。